労働安全衛生法に基づく一般健康診断の血糖検査として平成25年度以降に糖化ヘ
  モグロビンA1cの検査を行う場合の結果の表記について(10月12日)

 労働安全衛生法に基づく一般健康診断における血糖検査については、通達(平10・12・15 基
発697「一般健康診断における血糖検査の取扱いについて」)で、血中グルコースの量の検査に
よるほか、糖化ヘモグロビンA1c(HbA1c)の検査によることも差し支えないものとされてきま
した。
 糖化ヘモグロビンA1c の検査の結果は、健康診断個人票に記載されますが、検査の標準化
方法に依存する複数の表記方法が存在し、同じ検体を検査しても表記方法により結果数値が
異なることが指摘されてきました。
 従来、わが国では、Japan Diabetes Society(JDS)値で表記されてきましたが、諸外国では
糖化ヘモグロビンA1c の検査の結果を National Glycohemoglobin Standardization Program
(NGSP)値で表記しており、国内でも平成24年4月1日以降、医療の現場では JDS 値とNGSP 値を
併記する方針が示され、平成25年4月1日以降は NGSP値 による表記を推進し、平成26年4月1日
以降は NGSP値 により表記する方針が示されています。
 これに伴い、高齢者の医療の確保に関する法律(高齢者医療確保法)に基づく特定健康診査
及び特定保健指導においても、表記を NGSP値 に変更することについて厚生労働省の担当部
局で検討が行われたところ、平成24年度は、既存の通達(平24・2・29基安労発0229第1号「労働
安全衛生法に基づく一般健康診断の血糖検査として糖化ヘモグロビンA1c の検査を行う場合
の結果の表記について」)のとおり、従来通り JDS値 を用いることとされましたが、平成25年
4月1日以降に実施される特定健康診査については、NGSP値 を用いて報告を行うことが決定さ
れ(平24・10・31 厚生労働省健康局がん対策・健康増進課、保険局総務課連名事務連絡「平成25年
度以降に実施される特定健康診査等におけるヘモグロビンA1c検査結果の受診者への結果通知、
保険者への結果報告及び国への実績報告について」)、これに伴う通達を各都道府県労働局に発
出しました(平24・10・31基安労発1031第2号)。
 同通達の内容は、厚生労働省HPの以下のURLから確認できます。
 http://wwwhourei.mhlw.go.jp/hourei/doc/tsuchi/T121101K0010.pdf